動かさないから鍛えられる
vol.2114
広島市中区のパーソナルトレーニング専門ジム、【くびれ美人】代表の畑紀寿です。
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本題です。
上体起こしトレーニング=腹筋は、正解ではありますが、腹筋=上体起こしではありません。
ウエストを引き締めたい、腹筋の縦ライン(アブクラックス)を入れるために、上体起こしをおこなわなければならないということではなく、腹筋は【ほかの部分を動かすことでも鍛えられ】、むしろそのほうが日常で必要な腹筋トレーニングとなります。
↑例えば、このような肘と膝を床につけた姿勢から、できるだけ上体を動かさずに、片方の膝を床から持ち上げると腹筋を強化、ウエストのシェイプアップエクササイズとなります。
まさに、表題の【動かさないから腹筋を鍛えられる】ということです。
↑このように体幹が反対側にバランスをとろうと動いたり、膝を上げた側の骨盤が下がってしまうと、腹筋のトレーニングとしては非効果的となってしまいます。
上体を【動かさない】ようにおなかに力を入れるように意識することが、このトレーニングでは大切です。
筋トレを日常でおこなっている方の中でも、「筋肉を鍛えるためには、筋肉を伸び縮みさせなければならない」という考えを耳にしますが、それは間違ってます!
このトレーニングのように、【筋トレは、目的としていない部位を動かすことで、目的とする鍛えたい筋肉を活性化できる】のです。
特に腹筋では、そのようなトレーニングがとても大切です。歩く時や走る時など日常生活では、上体起こしのような動作はあまりなく、手足を動かす中で、腹筋は体幹を安定させる作用を担っているのです。
さらにこのエクササイズのように、動かさないことを意識した腹筋トレーニングをおこなうことで、腹筋のみならず、ヒップや背中のシェイプアップにもつながります。
ヒップ、背中の筋肉は骨盤に付着しており、骨盤を安定させる腹筋が弱いと、ヒップアップ、背中の筋肉の活性化は低くなりやすいのです。
トレーニーの方、腹筋トレーニングをおこなう場合、【動かさない】トレーニングを意識してみてください。
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